2010年10月21日木曜日

日独交流150周年 オープニング!

1860年秋にプロイセン(現・ドイツ)の東方アジア遠征団が江戸(現・東京)に到着。翌61年に両国は修好通商条約を結び、外交関係を樹立しました。その150周年にあたる2011年に向け、日独両国は様々な記念行事を行なうことで合意、そのオープニングセレモニーが2010年10月16日、東京横浜独逸学園で行なわれました。


会場は、コルネリア・ピーパー独外務国務大臣やフォルカー・シュタンツェル大使、日本の外務副大臣、横浜市長と豪華なゲストにも関わらず、堅苦しくなく終始和やかな雰囲気。様々な展示やスポーツのプログラムを見てまわった一団は、そのまま一般ゲストが行き交うテントの席でビールを飲み、ヴルストを食べていました。



また、当日は見事な晴天で、日差しにあたっていると何もしなくとも汗ばむほど。そうでなくとも美味しいビールがさらに美味しく感じられました。


そして定期的に流れる ♪ ein Prosit~♪ の歌声とPop Musik♪
気づけば、皆さんもよくご存知のお二人が、バンドの前を陣取り、大勢の注目を浴びて踊っていました!そうそう、おなじみのマウスも。子どもたちに大人気でした♪


これから約1年間にわたって、いろいろなところで様々なドイツ関連の行事が催される予定です。沢山足を運んで、ドイツを感じましょう。




日独交流150周年のイベント情報はこちら


N.M

2010年10月1日金曜日

『MON-ZEN』~禅の国・日本へようこそ~

『MON-ZEN』(独題:"Erleuchtung Garantiert")
1999年製作ドイツ映画、108分、ドイツ語(日本語字幕付)監督:ドリス・デリエ

内容:キッチン・セールマンのウーヴェは妻子に逃げられ傷心中。一方、ウーヴェの弟で風水コンサルタントのグスタフは、日本へ禅修行の旅に出る計画をしていた。意気消沈していたウーヴェは酒の勢いで弟の旅に同行することを決めてしまう。目指すは石川県門前町にある禅寺・総持寺。
まずは大都会・東京に降り立った二人だが、迷子になったり無一文になったりで、あっという間にホームレス状態に陥ってしまう――二人にとってまるで異世界である日本は、彼らに何を見せるのか。やがて二人は禅を通して己とも向き合っていく――

『HANAMI』の女流監督、ドリス・デリエがドイツ人中年兄弟日本珍道中をドキュメンタリータッチでコミカル&シリアスに描いた隠れた秀作。外国人が見た俗世の日本、そしてそんな俗世とは対照的な、現役の住職さんや僧侶を通して触れる実際の禅の世界は、私達日本人にとってもどこか新鮮に映るはずです。

★獨協大生は獨協大学図書館の3階でこのDVDを視聴することができます★
(3Fカウンター横にある映像資料の書架を探してみましょう!)