2010年10月1日金曜日

『MON-ZEN』~禅の国・日本へようこそ~

『MON-ZEN』(独題:"Erleuchtung Garantiert")
1999年製作ドイツ映画、108分、ドイツ語(日本語字幕付)監督:ドリス・デリエ

内容:キッチン・セールマンのウーヴェは妻子に逃げられ傷心中。一方、ウーヴェの弟で風水コンサルタントのグスタフは、日本へ禅修行の旅に出る計画をしていた。意気消沈していたウーヴェは酒の勢いで弟の旅に同行することを決めてしまう。目指すは石川県門前町にある禅寺・総持寺。
まずは大都会・東京に降り立った二人だが、迷子になったり無一文になったりで、あっという間にホームレス状態に陥ってしまう――二人にとってまるで異世界である日本は、彼らに何を見せるのか。やがて二人は禅を通して己とも向き合っていく――

『HANAMI』の女流監督、ドリス・デリエがドイツ人中年兄弟日本珍道中をドキュメンタリータッチでコミカル&シリアスに描いた隠れた秀作。外国人が見た俗世の日本、そしてそんな俗世とは対照的な、現役の住職さんや僧侶を通して触れる実際の禅の世界は、私達日本人にとってもどこか新鮮に映るはずです。

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(3Fカウンター横にある映像資料の書架を探してみましょう!)

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