授業紹介:German Studies in English II(上級英語)
ドイツ語学科には、ドイツ語と英語の両立を目指している学生が多い印象を受けます。でも、3年生になると専門科目や就活で忙しくなり、英語の授業も減ってしまい、英語から遠ざかっていませんか?そんな人にお勧めの科目があります。
「上級英語」(German Studies in English II) は3, 4年生対象で、ドイツ語圏の文化や社会問題について、研究論文の作成と発表を行います。春学期は「環境問題」、秋学期は「映画」がテーマです。授業は研究論文の書き方を中心に進め、図書館データベースのセミナーを行い、ゼミ論や卒論にも役立つスキルを学びます。また、ドイツ語圏について英語でリサーチを行うことにより、将来の研究・仕事に使える英語力とドイツ語圏に関する知識が身につきます。授業は英語で行うので、リスニング力を伸ばすことができ、ディスカッションやピア・レビュー(互いの論文を評価し合う)でスピーキング力も鍛えられます。
ご参考までに春学期と秋学期の論文・発表のトピックをいくつかご紹介します。
春学期
「ドイツの脱原発に向けての課題」
「スイスの大気汚染問題」
「環境先進国としてのオーストリア」
「森の幼稚園」
秋学期
「『メトロポリス』の現代映画に与えた影響」
「『白バラの祈り―ゾフィー・ショル、最後の日々』のゾフィーの正義」
「『嘘つきヤコブ』にみられるホロコースト時代のユダヤ人の希望」
「『グッバイ、レーニン!』の社会主義批判」
もう1つの科目「英語」(German Studies in English I) は、2年生対象で、こちらはドイツ語圏の文化・社会・芸術などについて学び、ポスターやパワーポイントで発表を行います(詳しくは、教員ブログ「授業紹介:German Studies in English(英語)」参照)。皆さんの専門を英語学習に生かすためにも、ぜひ「英語」または「上級英語」を受講しましょう!
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