2009年6月24日水曜日

デュッセルドルフのJapan-Tag 2009


毎年恒例となったデュッセルドルフの「日本デー(Japan-Tag)」今年は6月13日(土)に行われました。公式サイトはこちら

2002年に始まったこの催しも今年で8回目となりました。
和太鼓、琴、相撲、剣道、たこやき、焼きそば、花火・・・・・。
日本文化を紹介するための舞台やテントが用意され、デュッセルドルフの街の一角が日本一色になります。プログラムはこちら


今年はコスプレのプレゼンテーション(!?)(Cosplay-Modenschau(Präsentation der Hauptgewinner/Teilnehmer))もあったようですよ。



2009年6月23日火曜日

アンネ・フランク生誕80周年

「アンネの日記」で知られるアンネ・フランク。

彼女の日記は、65の言語に翻訳されたそうです。

日本でも翻訳はもちろん、様々な研究書や関連の書が出版されています。

























その彼女は、生きていれば今年の6月12日に80歳の誕生日を迎えるはずでした。

彼女の生誕80周年を機に、ドイツはもちろん、イギリス、アメリカ、フランス、南アフリカ、アルゼンチンなどで、展示会やコンサート、演劇など様々な追悼の催しが行われました。こちら

ドイツ大使館のHPにも、記事が掲載されています。こちら

2009年6月22日月曜日

「多文化・多言語環境のなかの子ども」研究会

本学国際教養学部 岡村圭子准教授 主催による研究会のお知らせです。

「多文化・多言語環境のなかの子ども」研究会

第2回

日時:2009年7月27日(月) 15:00~18:00

場所:獨協大学天野貞裕記念館 4階 ICZ Room3
使用言語:日本語(質疑応答に際してはドイツ語も可)

報告 「ドイツにおける教育参加と制度的差別
     —異文化間教育のあらたな地平を求めて—」

エスヴァイン・三貴子博士ハイデルベルク大学講師

 報告者の研究分野は、教育参加研究(Bildungsbeteiligungsforschung)と異文化間教(interkulturelle Pedagogik)の中間に位置し、主なテーマは教育現場における制度的差別(institutionelle Diskriminierung)である。
 教育参加についての研究は、日本においては教育社会学者刈谷剛彦教授の「社会階層によって生じる学歴差の研究」や、竹内洋教授による「学校内での選抜の仕組み」などがある。制度的差別の研究分野では、少数派に対する差別が研究の中心であり、女性や身体障がい者もこの研究対象となっているが、移民の子どもたちもまた重要な研究対象である。この研究分野のもうひとつの特徴としては、政治分野に深く関わりながら、教育制度改革とともに成立し展開してった教育学の一分野だということである。
 この分野はドイツでも新しく、2000年代になって始まった研究であり、そこで用いられる概念や理論のほとんどは、北アメリカと英国から輸入されたものである。「悪意のない差別」もしくは「制度と組織における差別」といった言い方で、その研究関心が指し示されることもある。

この研究会に関する問い合わせは、
獨協大学国際教養学部 岡村圭子研究室まで


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岡村先生は、インターナショナル・フォーラムの報告書「移民・難民・外国人労働者と多文化共生」にも執筆していらっしゃいます。今回の出版に際し、コメントを寄せてくださいました。


「移民問題」というと、自分には関係のない世界だと感じるかもしれない。

「ドイツ」というと、なんとなく遠いところをイメージするかもしれない。

「多文化共生」というと、まったく縁のない話だと思うかもしれない。

けれども、それはちがうんだ。あたしたちの日常は、どこかで繋がっている。

いや、そう考えてみることこそが、複雑な問題を解く第一歩なんだ。




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2009年6月13日土曜日

ベルリンの壁崩壊20周年記念写真展『ドイツの一瞬』開催


2009年6月22日―26日ドイツ文化会館1階にて開催


ドイツは今年2009年に「ベルリンの壁崩壊20周年」、そして来年2010年に「東西ドイツ統一20周年」を祝います。


フランクフルトにあるドイツ観光局本局は、ドイツだけでなく、世界的に平和と喜びをもたらしたこの歴史的出来事を記念し、昨年秋に国際フォトコンテストを実施しました。世界31カ国の写真家たちが『ドイツの一瞬』というテーマでドイツで撮影しました。受賞3作品を含む全31点を世界で初めて東京で公開します。


フォトコンテストに参加した写真家たちは、世代、宗教、文化の全く異なった背景を持ち、取材で訪れたドイツを様々な視点観点から観察、撮影しました。展示会を訪れた方は作品を通じて今までとは違ったドイツの印象を受けることでしょう。

場所:ドイツ文化会館1階(ドイツ観光局の事務所がある建物)
開催日程:6月22日-29日 9:00-19:00(最終日は17:00まで)

この写真展は、今後日本各地を巡回する予定です。皆さまのお越しをお待ちしております。

*写真:ジャンルカ・サントーニ(イタリア)による最優秀賞作品

お問い合わせ先
ドイツ観光局 107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館4F
Tel: (03) 35 86 50 46 (テープ案内)
Fax: (0 3) 35 86 5079

2009年6月12日金曜日

Spargelwoche


 ドイツに住んだことがある人には、5月というと、いろいろと思い浮かぶことがあると思います。この時期は、ドイツは日本でいう春真っ盛り。前回書いたように天気は良くなり、木々は色づき、花々が一斉に咲き乱れる。初物と呼ばれるものがいろいろ出てくる。

 5月で、初物といえば、Spargel、アスパラガスを思い浮かべる人も沢山いると思います。スーパーなどでは、特設コーナーが設けられ、Spargelとそれにかけるソース類や関連商品を一堂に品列してあります。さらには道路脇に直販所ならぬ直販ワゴンがでるようなところもあります。


 私もスーパーで一束買ってみました。

 料理法は、ピーラーで皮をむき、ゆでて、ソースをかけて食べるのが一般的。私は、バター炒めにもして見ましたが、イマイチでしたね。

 さてこのシーズン真っ盛りのSpargel。Mensa(学食)でも“Spargelwoche“と銘打って、一週間アスパラづくりの催しがありました。Speisekarte(メニュー)はご覧の通り。 

 さすがに5日間ずっとアスパラガスはたまらなかったので、2回だけ選択してみました。

2009年6月11日木曜日

「愛を読むひと」














ベルンハルト・シュリンク(Bernhard Schling)原作の「朗読者(Der Vorleser)」が、「愛を読むひと(The Reader)」のタイトルで6月19日より公開されます。

公式サイトはこちら 
(ドイツでは2009年2月26日に公開されました。ドイツ語のサイトはこちら

もともと1995年に書かれたこの本は、様々な言語に翻訳され、1997年にはアメリカでベストセラーになりました。 ドイツではその題材から学校の教材としても使われ、日本では2000年に新潮社から翻訳が出されました。

その意味で、やはり今回は「待望の」映画化 と言ってよいでしょう。また、アカデミー主演女優賞を受賞したケイト・ウィンスレットの演技も楽しみです。
ちなみに、「ベルリン・天使の詩」や「ヒトラー~最期の12日間」、「バルトの楽園」などで知られるブルーノ・ガンツ(Bruno Ganz)も出演しています。



では、あらすじをドイツ語でどうぞ。 (ネタばれ部分は■■■にしました)

Inhalt: Der 15-jährige Gymnasiast Michael Berg lernt Ende der 1950er Jahre in Heidelberg Hanna Schmitz kennen. Die 20 Jahre ältere Straßenbahnschaffnerin kümmert sich um ihn, als ihm, an Gelbsucht erkrankt, auf dem Nachhauseweg übel wird. Wieder gesund besucht er sie und erlebt mit ihr seine erste Liebe. Bald entwickelt sich während der heimlichen Treffen in ihrer Wohnung ein Ritual, das der zunächst rein körperlichen Beziehung eine seelische Dimension gibt: Michael muss Hanna, über deren Vergangenheit er nur wenig erfährt, stets vor dem Liebesakt vorlesen.Eines Tages verschwindet Hanna spurlos aus der Stadt. Erst Jahre später sieht er sie als Jurastudent in einem Auschwitz-Prozess wieder, wo sie mit anderen ehemaligen KZ-Aufseherinnen unter Anklage steht. Im Gerichtssaal findet Michael die lang gesuchte Erklärung für Hannas ungeschickte Verteidigung und für viele ihrer Handlungen: Sie ist ■■■, verheimlicht dies aus Scham auch im Prozess und wird zu lebenslanger Haft verurteilt. Ihre Mitangeklagten, die ihr die Hauptschuld für ein grauenhaftes, schriftlich dokumentiertes Verbrechen zugeschoben haben, erhalten nur geringe Freiheitsstrafen.Michael, der sich mitschuldig fühlt, schickt ihr regelmäßig Kassetten ins Gefängnis, die er mit Weltliteratur besprochen hat. Anhand der Kassetten lernt Hanna ■■■ und beginnt sich mit den Verbrechen der Nationalsozialisten auseinander zu setzen. Nach 18 Jahren Haft nimmt sie sich kurz vor ihrer Entlassung das Leben.

(amazon.de 解説より抜粋)

N. M

2009年6月9日火曜日

ディットマン大使基金パーティー

ドイツ大使館では、毎年5月にディットマン大使基金によるガーデンパーティーが行われています。これは、日本に住むドイツ人で財政的、物質的、人的支援を必要としている人、とりわけ年金が十分でない年配の方や、遺族年金を受けている方などへの援助を目的としたチャリティーパーティーです。

今年も5月15日にパーティーが催され、本学のゲートケ教授のほか、たくさんの学生が参加しました。



デア大使と


デア大使夫人と