2007年10月8日月曜日

ドイツ語圏への旅 林部圭一ゼミ

この演習ではドイツ語圏の文化や社会について調べて、調べたことを現地へ行って確認する旅を企画します。
興味のある事件、人物、問題を調べていくと、それらに関係の深い場所やゆかりの地についても知りたくなり、自分で現地に行って確かめてみたくなるでしょう。そうした史跡や現場や人物の足跡を調べるとともに、将来そこへ行ってみるための旅を企画する、そういうことをこの授業でやってもらおうと思っています。まず、参加者に最も関心のあるテーマについて調べてもらう。そしてそのゆかりの地への旅を考えてもらう。そして調べたこと、企画したことを授業で発表してもらいます。
最近の出席者たちが選んだテーマには次のようなものがあります。内容の説明は担当者本人に書いてもらいました。

 *『ベルリンにおける外国人問題-トルコ人- 』
 ドイツにおける外国人労働者をテーマにした。戦後の復興では労働力の鍵となっていた外国人労働者が現在では失業率の増加に伴って厄介者扱いされている。特に外国人労働者が多い都市ベルリンに焦点をあてた旅を計画した。旅はトルコ人が多い地区を訪れて、2世・3世のトルコ人のドイツ社会での現状を調査してくるという内容である。(F.N.)

*『ボーデン湖とコンスタンツ』
 ボーデン湖を知っていますか??ドイツ・スイス・オーストリアの国境に位置する、丁度日本の琵琶湖と同じ位の大きさの湖です。 コンスタンツはドイツ側のボーデン湖畔最大の都市であり、私はこのゼミでボーデン湖とコンスタンツの関わりについて発表しています。人間の生活は、水との関わりが深いものです。調べれば調べるほど、ボーデン湖やコンスタンツの美しさの虜になっていきます!! (M.S.)

*『自転車によるヴェーザー川旅行計画 』
 この世で最もエネルギー効率が良いと言われる自転車で、ドイツの美しい田園風景や町並みを満喫する旅を計画しました。
モットーは環境に優しく、財布に優しく、人に優しくです。(T.K.)

*『ドレスデン聖母教会
 ザクセン州の州都ドレスデンに存在するプロテスタントのドレスデン聖母教会は1743年にゲオルク・ベーアという人物によって建てられた。後の第二次世界大戦において大空襲を受け、その後無惨な姿のまま放置されていたが、1989年ごろから復元を求める声が高まった。東西ドイツ統一後の1994年に復元工事が開始され、さまざまな問題を乗り越えて2005年10月に聖母教会は再び市民の前に姿を現した。旅の計画では、聖母教会のある旧市街地区などを訪ねる5泊7日の旅を考えた。(A.K.)

*『Freiburg 環境配慮型都市ツアー』
私がこのテーマを選んだのは、環境先進国と言われるドイツの中でも、特に取り組みや設備が充実しているフライブルクがどんな都市であるかに興味を持ったためです。
都市そのもののつくりや制度がすでに環境を配慮していることで、環境にやさしい暮らしをしやすい都市であるということを、このツアーによって実感できるよう考えました。(A.S.)

*『シュトゥットガルトを巡る』
 ベンツやポルシェが本社を構える、ドイツを代表する工業都市でありながらも、葡萄の産地でもあり、全く違った2つの顔を持つ、シュトゥットガルト。
2006-2007シーズンのブンデスリーガを征したのも、記憶に新しい。
今、シュトゥットガルトが熱い。(I.E)

ほかに次のようなテーマもあります。
*『ノイシュヴァンシュタイン城への旅』
*『ライン河にふれる旅』

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