2008年4月24日木曜日

テレビでドイツ語よもやま話 2

Was ist denn das? — Das ist eine Zuckerrübe.
これはいったい何?  これはテンサイよ。

(テンサイ・直人君 提供:NHK)
Guten Tag!
今日もドイツ語楽しんでいますか?

 「テレビでドイツ語」の第4回(4月24日,再放送28日)のキーセンテンスは,Das ist eine Zuckerrübe.「これはテンサイよ」です。
 この例文,実用性がとても低そうですよね。そもそも「テンサイ(甜菜,砂糖大根)」を見たことがある人は北海道の方以外は少ないでしょう。

 実はスキットを日本で作った段階では,別の文でした。Das ist ein Schild.「これは看板です」になるはずだったのです。でも,現地の撮影チームの判断で変更になりました。送られてきた映像を見て,「ええっ,テンサイ?! これを例文にするの?」というのが最初の感想。

テンサイ

 でも,考えてみれば,Was ist denn das?「これっていったい何?」という質問にピッタリなのは,実は私たちが日本で目にすることがないもの,珍しいものであるはずです。その意味では,ピッタリの例文だなと思いいたりました。

 ここでクイズ。日本にはじめて来たドイツ人が必ずといっていいほどWas ist denn das?と聞くものが,2つほどあります。皆さんは日常的に見ているものですが,ドイツ人がはじめて目にして驚くもの,それは何でしょう?

 ひとつは,都市の郊外にあるゴルフ練習場です。あの巨大なネットで囲まれた空間は,電車や車で移動していると見えてくるのですが,練習している人々が見えないことが多いこともあって,とても不思議なようです。
 もうひとつは,街中の立体駐車場です。特に鉄骨が出ていて,車が外に見えるタイプには驚くようです。

 さて,ドイツ人にこれらを指してWas ist denn das?と聞かれたら?
 いくつか訳し方がありますが,次のような訳でどうでしょうか?
 ゴルフ練習場なら,Das ist eine Anlage, um Golf zu üben.(ゴルフを練習するための施設です)。
 立体駐車場なら,Das ist ein Parkhaus. Damit kann man viel Platz sparen.(駐車場で,空間を有効利用できるのです)。

 では,また次回をお楽しみに!

NHK外国語講座 テレビでドイツ語
教育テレビ
放送:(木) 午前0:00~0:25(水曜深夜)
再放送:(翌週月) 午前6:00~6:25
大好評放映中です。

2008年4月21日月曜日

テレビでドイツ語よもやま話

Guten Tag! (こんにちは)
Ich bin Yahaba Takashi. (矢羽々崇です)
Freut mich! (はじめまして)
 
テレビでドイツ語」の講師を担当しています「シャチョー」の矢羽々崇です。これからこのコーナーでは,「テレビでドイツ語」の製作の裏話をしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 製作といっても,テレビの番組を作るだけではありません。昨年の秋から打ち合わせやスキットの作成,ロケなどが進んでいましたし,今でもテキスト作成やら台本作成やら,さまざまなことを,スタッフや出演者の方々とともにこなしています。その様子をご紹介できればと思います。

 今日は,撮影の舞台であるスタジオをご紹介します。まずは撮影しているフロアがこちら。

番組を見ると,「イシイ自転車」にはさまざまな自転車が置いてありますが,実は後ろに見えるのはすべてCGなのです。背景は青で,これにCGなどを合成します。ですので,青い服を着るとその部分だけ色がぬけて半透明人間になってしまいます。

 そしてこのフロアの上には,大切な小部屋があります。 画面の合成やら音声,照明をふくめて全体を統括しているのが,スタジオの上にあるこのテレビのならんだこの部屋です。


写真には写っていないのですが,この部屋にはディレクターをはじめ,照明,音声,字幕などの作成係,その他,私には分からない仕事をこなしている方(すみません…)などさまざまな技術担当の方が10名近くいます。

 撮影しているフロアにも,カメラが3台,フロアディレクターやメーク担当の方,衣装担当の方などがいます。テレビの番組を作るのは,想像していた以上に大変なことなのです。

 今度番組を見るときには,そんな多くの人がかかわっている様子を想像しながら見てくださいね。

Auf Wiedersehen! (さようなら)

留学体験レポート

Philipps-Universität Marburg

上岡麻美


 私は2006年9月から交換留学生として、ドイツのヘッセン州にあるマールブルクという小さな町に来ています。マールブルクでの生活が半年を過ぎた今、これまでの生活や大学の授業の様子など、留学生活を少しご紹介いたします。
 マールブルクにある大学、Philipps-Universität Marburgで私は美術史(Kunstgeschichte)を中心に勉強しています。美術史の授業は主に、講義(Vorlesung)とゼミナールが開講されています。
(準備コースのクラス)

 前学期(2006-2007冬学期)では、残念ながら講義の聴講だけでしたが、今学期は講義の他に、建築の歴史のプロゼミナール(Proseminar „Einführung in die Architekturgeschichte“)に参加しています。このプロゼミに参加しているのは2学期目の学生、つまり1年生がほとんどの入門の授業で、ゼミの補足としてTutoriumという授業も開講されており、そこでチューターの学生が建築の基礎を教えてくれます。ゼミでは毎回、学生が約30分間の発表をしますが、テーマは最初から与えられています。建築の専門用語がたくさん出てくる上に、普段のコミュニケーションもろくに出来ない私のドイツ語の能力では、授業についていくことはとても難しく、ましてや発表をするのはかなりの労力が必要だと思いますが、Tutoriumでは基礎から勉強でき、内容の濃いものとなりそうなので、とても楽しみです。

 美術史の授業の他に、外国人留学生向けのドイツ語の授業や、Sprachenzentrumというところで開講されているドイツ語のコース・授業も受けています。週2回のコースや、発音、会話、聞き取りの授業などの基本的なものから、ドイツ語での発表を目的としたものや、学術的な文章の書き方、語彙などの授業など、様々な授業がレベル別にあります。ドイツ語のコースではクラスでマールブルクのラジオに出演するなど、とても楽しい思い出が残っています。今学期私は、ゼミでの発表に合わせて“Wie halte ich ein Referat?“というドイツ語での発表を目的とした授業を取っています。先生はとても明るく熱心な方で、クラスの仲間たちもみんなやる気に満ちあふれていて、楽しく勉強しています。
(ドイツ語コースのクラスでラジオに出演)

 マールブルクでは沢山の留学生たちが勉強しています。私と同じように交換留学で来ている学生や、半年間だけの留学生も世界中から来ています。学期が始まる前に私はドイツ語の準備コースに参加していました。月曜日から木曜日の午前中、4週間のコースで、主にその時期に来た留学生たちがそのコースに参加していました。15人くらいのクラスが6クラスあり、そこでは1年間一緒に勉強していく友達がたくさんできます。一緒にご飯を食べたり、パーティをしたり、同じ授業に出たりと、準備コースの後もずっと付き合っていく仲間ができます。また、マールブルクには日本人の留学生が沢山います。毎学期10人くらいの学生達が来るので、全部で20人くらいになります。特に私にとっては、同じ立場にある日本人の友達がたくさんいることは心強く、いつも励まし合って、辛い授業にも耐えています。夜中までお互いの留学生活について語り合ったり、一緒にご飯を作って食べたり、愚痴を聞いてもらったり、励ましてもらったり・・・もちろん日本人以外のたくさんの友達からも日々元気をもらっています!

(寿司パーティにて)

 これまでの半年間は日々の生活に慣れることに精一杯で、またドイツ語への意力も失っていたので特に何をすることなく過ぎ去っていったのですが、今学期、残りの数ヶ月はチャレンジの生活になりそうです。

2008年4月6日日曜日

プリンツ駐日ドイツ公使、入学式で祝辞

 去る4月3日の獨協大学入学式に、アンナ・プリンツ駐日ドイツ公使が来賓としてお越しになり,祝辞をいただきました。


<祝辞の要旨は次のとおり>
 新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。これからは自分のことは自分で決めるときが始まります。ご父母の皆さまは、子育てが一段落し、ご安心なさっていることと思います。
 獨協大学の母体である獨逸学協会学校時代からおおよそ120年、獨協は常にドイツと日本の学術交流の中心にありました。ドイツと日本の交流は、政治的・軍事的なものである以上に、学術を中心に展開してきました。その中で獨協が果たしてきた役割には大きなものがあります。
 今年北海道で開催されるサミットの議題のひとつは、環境保護です。地球温暖化やさまざまな自然災害は、もはやひとつの国だけで解決できる問題ではありません。多くの国が協力することで、はじめて解決への方向が見えてきます。そのためには、多くの国々との架け橋となる人材が不可欠です。新入生の皆さんは、これからドイツ語や他の外国語を学ぶことで、ドイツや他の国々との交流の架け橋となってくれることと思います。
 ちょうど今、桜が満開になっています。新入生の皆さんは今咲き始めた桜であり、将来大きな果実となってくれると信じています。
           (祝辞の通訳および要旨要約は、本学科矢羽々崇教授)

 自らも4人の子どもを育てていらっしゃる公使のお言葉は、新入生とご父母への思いやりに満ちたものでした。また、式のあとはキャンパスを見学したり、ドイツ語学科の共同研究室にお立ち寄りになり、コーヒーを飲みながらとても気さくに歓談なさっていました。日本の大学の雰囲気を楽しんでいらっしゃるようでした。

2008年4月2日水曜日

独検2008年春 願書受付が始まっています

今年も、獨協大学がドイツ語技能検定試験(独検)の試験会場になります!詳しくは、下記の通りです。

受験級:3級と4級(併願も可能)
試験日:2008年6月22日(日曜日)
願書受付期間:4月1日(火曜日)から5月16日(金曜日)まで(消印有効)
*ただし、書店や生協での払込みは5月15日(木曜日)まで
検定料:3級は6000円、4級は4000円

≪3級の試験概要≫
対象:ドイツ語の授業を約120時間受講した人。
基準:初級文法全般にわたる知識を前提に簡単な会話や文章が理解できる。商店、レストランなどにおける簡単な会話ができ、身のまわりのニュースが理解できる。短い文章を聞き、その内容に関する質問に答えられる。やや長めの文章の要点を読み取ることができる。
試験内容:筆記(約60分)、聞き取り・書き取り(約25分、一部書き取りを含む)

≪4級の試験概要≫
対象:ドイツ語の授業を約60時間受講した人。
基準:ドイツ語の初歩的な文法規則を理解し、日常生活に必要な基本単語が使える。簡単な自己紹介、道案内などの表現が使え、駅のアナウンス、時刻、行き先などが聞き取れる。簡単な手紙、短い文章の趣旨が理解できる。必要に応じて、キーワードや重要な情報となる語句、数字を聞き取れる。
試験内容:筆記(約60分)、聞き取り・書き取り(約20分、一部書き取りを含む)

*なお、試験概要等については、http://www.dokken.or.jpでも確認できます。

受験対策:ドイツ語学文学振興会編集の『独検過去問題集』(郁文堂)、その他各種の受験対策本が出ています。

2008年4月1日火曜日

クラウスの独り言 6 「花」のはなし

 ミナサン オヒサシブリ デス。
いろいろなところから春の訪れのニュースが聞かれますが、一方で花粉症に悩まされている人たちもたくさんいます。ボクも最近花粉症になってしまったようです。くしゃみと鼻水がとまりません。ドイツ語ではPollenallergie というのだとボクの散歩相手が教えてくれました。Pollen は「花粉」(複数)Allergieは文字通りアレルギーです。ですから散歩に出かけるのも花粉避けに、マスクをしたいところですが、どうも鼻の長いボクの顔に合うマスクは専門のお店に行くしかないようで、我慢しながら連れと一緒に出かけているところです。

 さて、春といえば「花」ですね。「花」はドイツ語ではBlume(ブルーメ:この語は昔の女性の運動着ブルーマという単語に似ていますね。そうです、語源はドイツ語なんです), 英語ではflowerと一般的に訳されますが、気をつけなければならないのは、日本語の「花」に当たるのは、ドイツ語も英語もこのほかにBlüteやblossom などという語もあるということです。これもやはり「花」ですが、これらは「木に咲く花」で「草に咲く花」のスミレや蓮華(れんげ)、ゆりや牡丹(ぼたん)などと区別されます。言語によって細かい分類の違いがあるんですね。ですから桜はKirschblüte, cherry blossom って言うんです。ボクも連れと散歩していて、いろいろと物識りになりました。

ところで、日本語の「花」ですが、現在では草木全体の「花」の総称となっていますが、昔は「さくら」のことをさしていました。身近な例をあげれば、滝廉太郎作曲の「春のうららの隅田川・・・」で始まる歌の題名「花」です。中世では室町時代に作られた謡曲『鞍馬天狗』(いまNHKで放送されている野村萬斎ではありません)にも「花咲かば、告げんといいし山里の、使いは来たり馬に鞍、鞍馬の山のうずざくら、手折りしおりを標(しるべ)にて、あとも迷わじ咲き続く、木陰に並居て、いざいざ花を眺めん」という小(こ)謡(うたい)の一節があると連れが言ってました。

このあと連れの十八番(おはこ)が始まりました。能楽、謡曲についての講釈です。ドイツ語を勉強してドイツの文化と関わる皆さんが、日本の伝統芸能である「能」について知っておくのは大事でしょうから、次回から季節ごとにこのお話をしますね。それではまた。チュース。

大人気連載 "クラウスの独り言"      はこちらから 

2008年3月31日月曜日

2007年度ドイツにおけるインターンシップ・プログラム報告書

第4回「ドイツにおけるインターンシップ・プログラム」実施報告

ドイツ語学科長 渡部重美

 昨年(2007年)夏に実施された、ドイツ語学科主催・第4回「ドイツにおけるインターンシップ・プログラム」について簡単にご報告いたします。

 今回も、参加者はまず、ドルトムント市の「外国協会」(Auslandsgesellschaft Deutschland e.V.)で10日間の事前講習に参加し、ドイツ人講師からビジネスドイツ語や現代ドイツ事情などの講習を受け、その後、協会から紹介された研修先で各自個別に4~6週間の企業研修を行いました1)。今回のプログラム参加者数は8名で、事前講習後の研修先は、ドルトムント市のヒルトン・ホテル(2名)、「外国協会」事務局(1名)、市立博物館(1名)、ドルトムント市環境課(1名)、養老院(1名)、IT関連企業(1名)、専門書店(1名)でした。研修の様子は地元のメディアなどでも取り上げられ、また、協会の担当者からは研修参加者に対する非常に肯定的な評価も伝わってきています。

 なお、「外国協会」との話し合いで、今回から、参加者数10名までは毎年同一料金で同質の事前講習を提供してもらえること、事前講習期間中だけでなく個別の企業研修に入ってからも協会のスタッフが学生のケアーをしてくれることが決まりました。また、これまで大学からは事前講習に係わる費用の全額と渡航費の一部を援助していただいていましたが、今回は渡航費援助に代えて企業研修に入ってからの宿泊費全額を援助していただきました。この大学からのご理解・ご支援に対しては、参加学生からも感謝の言葉が届いています。

 このインターンシップ・プログラムは、ドイツ語学科が国際交流センターと企画・立案した「春季ドイツ語・ドイツ体験コース」2)、短期・長期留学などとともに、大学入学後の早い段階から実際のドイツ語・ドイツに触れ、ドイツ語を生かした将来を考えるための一連のプログラムの中核をなすものです。インターンシップ経験者20名弱がすでに社会人になっていますが、外資系企業ばかりでなく、三井住友銀行、そごう百貨店などの有名企業、また、JICAの臨時職員として国際協力の場でも多彩な活躍をしています。こうしてこのプログラムが軌道に乗りつつあることは、主催者としてとても喜ばしいことです。ドイツでの受け入れ先「外国協会」を始め、ご理解・ご支援いただいている大学の関係者みなさまに対して、心からお礼申し上げます。

1)ドイツでの受け入れ先「外国協会」開拓の経緯、インターンシップ・プログラムの簡単な歴史については、『2006年度 ドイツ語圏におけるインターンシップ・プログラム 報告書』1ページに、前学科長でこのプログラムの立案者・推進者の一人である古田善文教授が書いていますので、ご覧ください。

2)ドイツ語学科の1年生で、1年間の授業を履修し終えた学生を対象とした短期ドイツ語研修プログラムです。ドイツのいろいろな町にある「ゲーテ・インスティトゥート」(ドイツ語ドイツ文化広報教育のための公的機関)でドイツ語の講習を受けながら、大学での1年間の成果を試し、また、早い段階からドイツの生活を直接に体験するというコンセプトで2004年に始まりました。毎年20名程度の1年生が参加しています。

さらに詳しい報告書はこちらからダウンロードできます。

2008年3月29日土曜日

Neugierig schaut Flocke sich um.

3月27日Flockeは新しい自分のお庭を探検しました。 好奇心いっぱいのFlocke
















Flockeは2008年4月9日よりTiergarten Nürnberg 来園の皆様の前に登場します。
Nürnberg の街にあふれるこのポスター,

”クヌートってやつも、いたね。”
このポスターにはFlockeの名前がありません。
Flockeはすでに世界的スター。宣伝の必要がないからです。

Flockeに会いたい皆さんのためのお得で便利なチケットがいろいろあります。たとえば”Nürnberg Card“ 動物園は勿論Nürnberg のすべての美術館に入場できます。 またKombitiketはNiederrheinのバス・鉄道と動物園の入場料を組み合わせて提供しています。

3月20日Flocke初めての雪
(Foto: Ralf Schedlbauer)

2008年3月20日木曜日

ヴェルナーゼミ(外国語の学習について)

Guten Tag!! ヴェルナーゼミへようこそ (伊豆での夏合宿 2007年)

みなさんは外国語を学んでいて、こうした疑問をもったことがありますか?
例えば、どうしたらもっと効果的に外国語を習得できるのだろうか、モティヴェーションや学習環境は習得の効果と関係があるのだろうか、教科書やメディアにはどんな役割があり、なぜ文法を学ぶ必要があるのだろうか、また効果的に教えるためには特別な条件があるのだろうか・・・

こうした疑問を理論的に、かつ実践をふまえながら研究しているのが私たちヴェルナーゼミです。私たちのゼミでは、主に外国語の習得とその教授法について研究しています。外国語の習得には様々な要因が関わっており、研究を重ねるほどにその面白さに引き込まれ、また自分の学習にも役立てることができます。もちろん自らの学習、教授経験も大切な資料なので、授業中にも様々な体験談が飛び出します。
前期は入門としてグループでの話し合いなどを交えながら論文にふれ、主要な教授法について学んだり授業の分析を行ったりします。また時には学生がドイツ語の模擬授業を行い、実践について意見を出し合うこともあります。そして後期はそれぞれが興味をもったテーマについて、個人で研究し発表をします。研究テーマは早期の言語教育に関してや、効果的な語彙習得について、また授業におけるコンピューターの有効性など多岐にわたります。

授業や発表はほとんどがドイツ語で行われます!最初は難しく感じるかもしれませんが、先生はゆっくりはっきりと話してくれるので聞き取りやすく、とても勉強になります。まるでドイツにいるような気分も味わえます。また最後にはドイツ語での論文作成という大きな課題がありますが、先生が強力にサポートしてくれるので問題ありません。やり終えたときには自信とたくさんの語彙がついてきます!

私たちのゼミでは、一人ひとりが主役です。活発でいて和やかな雰囲気、何でも話し合える気軽さがヴェルナー先生とゼミのとてもいいところです。
興味のある方はぜひゼミ見学へ!ヴェルナーゼミの暖かさを肌で感じてくださいね。

Frau Prof. Dr. Werner
mit einem Licht in der Dunkelheit
鬼怒川での夏合宿2006年

WernerゼミのHPはこちら

2008年3月18日火曜日

二大スターの肖像

 このところドイツ語圏の二大スターの肖像がニュースを賑わしています。お一人目はこちら。みなさんどなたかお分かりになられますでしょうか。
 何とこの方はゼバスチアン・バッハです。ご本人の頭蓋骨をもとにスコットランドの法医人類学者が復元しました。このお顔は今月の21日、バッハのお誕生日にあわせて、アイゼナハのバッハ博物館で一般公開されます。


 
 CG画像による再現映像では、当時の慣習に従って短髪の、白髪交じりのバッハの頭部を見ることができます。我々が油彩画で見慣れた鬘がないので、余計にリアルではないでしょうか。
 
 お二人目はモーツァルト。純粋なプロフィールで描かれた油彩画で、今度はロンドン大学の教授が「モーツァルトの肖像」として今月の14日に公開しました。

 それにしても驚いたのはバッハのリアルな面貌です。奥さんのアンナ・マグダレーナ・バッハの日記に「バッハは夜子供たちが寝静まった後、一人で月明かりの中、子供たちを起こさないように静かにチェンバロを演奏していた」という個所があったと思うのですが、これを私は今まで鬘を被った油彩画のバッハの姿で勝手にイメージしていました。どうも今回の復元によってイメージの修正を迫られそうです。

A. A