[PROST!]ドイツとドイツ語圏を知ろう(2)
ハプスブルク帝国の面影残る
オーストリア
寄ってらっしゃい、見てらっしゃい! オーストリアっていう国、皆さん知っていますか?
せっかくドイツ語学科なんだから、ドイツ以外のドイツ語圏にも興味を持ってみてほしいと思います。皆さんが知らないだけで、オーストリアにも素敵なところたくさんあります。
知らないままじゃもったいない!
芸術の都 ウィーン
オペラ座の立ち見が360円? あの『世界一の音響』が600円で聴ける? 観劇が520円! 「音楽の都」と名高いウィーンは音楽だけでなく、いろいろな芸術がお手頃価格で楽しめます。あのエリザベートも当日券の学割で約1800円でした。
エリザベート ~Sisi~
ミュージカルが好きな方ならご存知かもしれません、あの有名なシシィはオーストリアの皇后! 本場のエリザベートを鑑賞するもよし、エリザベートのゆかりの地ツアーをするもよし、彼女が好んだスミレの砂糖漬けも食べることができます。
白ワインが名産
ドイツがビールなら、オーストリアはワインが有名。中でも特に白ワインは飲む価値ありです。
ウィーン周辺ではブドウ畑の綺麗な景色が楽しめます。秋には季節限定でSturm(シュトゥルム)というワインの赤ちゃんが出ます。甘くてジュースみたいで、ワインが苦手な人にも楽しんでもらえること請け合いです。ただし飲みすぎには注意!
カフェ~旦那様・お嬢様気分
意外と知られていないのが、ウィーンはコーヒーが有名だということ。作家、音楽家、建築家、画家が集ったというカフェの趣は上流階級!? 深みのある調度品、豪華なシャンデリア、ピアノの生演奏♪ コーヒーの注文は入れ方で頼んでくださいね!
原発ゼロ
ドイツが原発の全廃を決定し話題になっていますが、オーストリアはそもそも原発がありません! 興味深いのは、実は原発は建設されているということ。ツヴェンテドルフ原発は稼働前に国民調査が行なわれ、投票者の50.47%が運転に反対したことからそのまま廃炉となったのです。それ以降オーストリアは反原発を訴え続けており、ウィーンには国際原子力機関の本部があります。
ハプスブルク帝国の遺産
ウィーン
ハプスブルク家の宮廷、代々の皇帝たちが眠る教会、王宮御用達のケーキ屋さん、食器工房etc…645年続いたハプスブルクの帝都であるウィーンには今でも様々な遺産が見られます。
インスブルック
そしてインスブルックには中世最後の騎士と言われた、ハプスブルク皇帝マクシミリアン一世の残した遺産がたくさん! お隣の国のお姫様を助けに行き、そのまま婚約してしまいました。乗馬に長けていた彼は白馬の王子様かも?
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